分子標的薬で改善した肺がん続発性肺胞蛋白症
ROS1融合遺伝子陽性肺がんの60歳代女性
肺胞蛋白症(PAP)は、サーファクタントの生成または分解過程障害により、肺胞と細気管支に好酸性顆粒状蛋白質様物質が異常貯留を来す疾患の総称である。続発性PAPの原因としては血液疾患、骨髄異形成症候群が多く、固形がん、肺がんを基礎疾患とする続発性PAPの報告はまれである。北海道大学大学院呼吸器内科学教室/帯広厚生病院呼吸器内科の池澤将文氏は、第66回日本肺癌学会(11月6~8日)で、ROS1融合遺伝子陽性肺がんに続発し、チロシンキナーゼ阻害薬レポトレクチニブを用いた肺がん治療によって改善したPAPの1例を紹介した。(関連記事「自己免疫性肺胞蛋白症、誤診を減らすには?」)
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