人間ドックを機にエプスタイン奇形と左房粘液腫を発見

30歳代男性と40歳代女性の2例

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 エプスタイン奇形とは三尖弁の中隔尖と後尖が心尖部方向に偏位し、右房化右室を形成する先天性心疾患で難病に指定されている。心房粘液腫は、原発性心臓腫瘍の中で最も頻度が高い良性腫瘍で80%が左心房から発生する、こちらもまれな疾患だ。沖縄赤十字病院健康管理センター医療社会事業部部長の田中道子氏は、第66回日本人間ドック・予防医療学会(8月22~23日)で、人間ドック受診を契機にエプスタイン奇形と大動脈二尖弁の合併を発見した30歳代男性および、左房粘液腫を発見し手術に至った40歳代女性の2症例を紹介した。(関連記事「見逃さないで!健診で偶然見つかる疾患」)

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