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欧州臨床腫瘍学会(ESMO2020)

未治療尿路上皮がんにペムブロ上乗せ効果なし

 進行性尿路上皮がんの一次治療はプラチナ製剤ベースの化学療法が標準療法であり、免疫チェックポイント阻害薬の投与は、わが国では二次治療における抗PD-1抗体ペムブロリズマブの投与が認められている。非盲検の第Ⅲ相ランダム化比較試験KEYNOTE-361では、進行性尿路上皮がんに対する一次治療として化学療法単独とペムブロリズマブ+化学療法併用を比較。ペムブロリズマブの上乗せ効果は認め...

新規抗体薬物複合体が進行TNBCのPFS、OSをともに改善

 Sacituzumab govitecanは、抗Trop-2抗体とイリノテカンの活性代謝産物SN-38を結合させた抗体薬物複合体(ADC) で、米食品医薬品局(FDA)が進行トリプルネガティブ乳がん(TNBC)に対して迅速承認し、進行尿路上皮がんに対しては優先承認審査指定としている。米・Massachusetts General Hospital のAditya Bardia氏は、進行TNBC患者の三次治療におけるsacituzumab govitecanの有効性と安全性を、担当医が選択した化学療法を対照に検証した第Ⅲ相ランダム化比較試験ASCENTの結果を欧州臨床腫瘍学会(ESMO Virtual Congsress 2020、9月16~21日、ウェブ開催)で発表...

NSCLCでKRAS阻害の有用性示す

 CodeBreaK 100は、KRAS G12C変異陽性の進行固形腫瘍を対象にKRAS G12C阻害薬AMG 510(sotorasib)の安全性と最大耐用量(MTD)を検討することを目的とした非盲検第Ⅰ/Ⅱ相試験で、非小細胞肺がん(NSCLC)のサブグループにおいて客観的奏効率(ORR)は...

中皮腫の二・三次治療におけるニボルマブ、3年時全生存率は23.5%

 悪性胸膜中皮腫は、患者数は多くないものの悪性度が高く、予後不良な希少がんとして知られる。薬物療法では、一次治療(ペメトレキセド+シスプラチン併用療法)後の有効な治療法がない状態が10年以上続いていたがわが国では2018年に抗PD-1抗体ニボルマブが切除不能な進行・再発患者の二次治療における適応を取得した。この承認の基となった...

ニボルマブが食道がん術後療法でDFS改善

 術前化学放射線療法を施行したⅡ~Ⅲ期の切除済み食道がん/胃食道接合部がん患者に対する術後療法として、抗PD-1抗体ニボルマブの有効性と安全性をプラセボを対照に検証した国際共同二重盲検第Ⅲ相ランダム化比較試験CheckMate-577。米・Baylor UniversityのRonan J. Kelly氏は、ニボルマブの投与により無病生存期間(DFS)が...

BRCA1/2、ATM変異陽性mCRPCへのオラパリブ

 非盲検第Ⅲ相ランダム化比較試験PROfoundでは、BRCA1/2、ATMなどの相同組み換え修復(HRR)に関与する遺伝子に変異を有する進行転移性去勢抵抗性前立腺がん(mCRPC)患者を対象に、経口ポリ(ADP-リボース)ポリメラーゼ(PARP)阻害薬オラパリブの有効性と安全性を検討。画像診断に基づく無増悪生存期間(rPFS)を有意に延長したことが既に示されており、オラパリブはmCRPCに対するPARP阻害薬の効果を第Ⅲ相試験において証明した初めての薬剤となった...

ペムブロリズマブ単剤で5年全生存率も良好

 未治療のⅣ期非小細胞肺がん(NSCLC)患者に対する抗PD-1抗体ペムブロリズマブ単剤投与の有効性および安全性についてプラチナ製剤ベースの化学療法を対照に検証した国際共同第Ⅲ相非盲検ランダム化比較試験KEYNOTE-024。4年前の欧州臨床腫瘍学会(ESMO 2016)では、無増悪生存期間(PFS)の有意な延長が示された。この結果に基づき、わが国では同年12月に、切除不能進行NSCLCの一次治療における初の免疫チェックポイント阻害薬として...

未治療進行胃がんの免疫療法

 HER2陰性で局所進行/転移性の胃/胃食道接合部がんに対する一次治療では、標準化学療法のみでは全生存期間(OS)が不良であることがこれまでの臨床研究から示されている。非盲検の第Ⅲ相ランダム化比較試験CheckMate-649では、HER2陽性以外で未治療の局所進行/転移性胃/胃食道接合部がん・食道腺がん患者を対象に化学療法単独...

AKT阻害がPTEN欠損mCRPCのPFS延長

 がん抑制蛋白質PTENの欠損を認める転移性去勢抵抗性前立腺がん(mCRPC)では、アンドロゲン受容体(AR)を標的とした治療の効果が減弱するとされる。英・Institute of Cancer Research/Royal Marsden HospitalのJohann De Bono氏らは、PTEN欠損mCRPC患者を対象に、アビラテロンへのAKT阻害薬ipatasertibの上乗せの有効性と安全性の評価を目的とした第Ⅲ相ランダム化比較試験IPATential 150を実施...

未治療食道がんでペムブロリズマブが奏効

 進行食道がん患者の一次治療における化学療法への抗PD-1抗体ペムブロリズマブの上乗せ効果を検証した国際二重盲検プラセボ対照第Ⅲ相ランダム化比較試験KEYNOTE-590。被験者の半数超がアジア人であり、日本人患者も含まれているとあって注目されてきた。国立がん研究センター中央病院頭頸部内科科長/消化管内科医長の加藤健氏は...

アテゾリズマブが乳がん術前療法で奏効

 昨年(2019年)9月に乳がんに対する初の免疫チェックポイント阻害薬として、抗PD-L1抗体アテゾリズマブがPD-L1陽性の手術不能・再発トリプルネガティブ乳がん(TNBC)を適応として国内承認された(関連記事「乳がんの第Ⅲ相試験で初! 免疫治療が奏効」)。今後、より早期の乳がん治療において免疫療法がどのように導入されるかが注目されている...

オシメルチニブ+ベバシズマブでPFS改善せず

 上皮成長因子受容体チロシンキナーゼ阻害薬(EGFR-TKI)に不応となり、二次的耐性変異であるEGFR T790M変異陽性を認めた進行肺腺がんを対象に、オシメルチニブ+ベバシズマブ併用療法の有効性および安全性をオシメルチニブ単剤を対照に検証した第Ⅰ・Ⅱ相WJOG8715Lの結果から、主要評価項目である無増悪生存期間(PFS)の有意な延長は認められなかったことが示された...

TMBは肺がん免疫療法の効果を予測する?

 進展型小細胞肺がん(ES-SCLC)の一次治療において、標準療法である化学療法に対する抗PD-L1抗体デュルバルマブの上乗せ効果を検証した第Ⅲ相試験CASPIANの結果から、デュルバルマブ+化学療法群は化学療法群と比べて全生存期間(OS)を有意に延長したことが既に示されている。今回、米・Ronald Reagan UCLA Medical CenterのJonathan W. Goldman氏は...

CheckMate-9LAレジメンはアジア人でも有効

 Ⅳ期/再発非小細胞肺がん(NSCLC)の一次治療において、抗PD-1抗体ニボルマブ+抗CTLA-4抗体イピリムマブに化学療法2サイクルを追加した併用療法(NIVO+IPI+chemo群)は、アジア人でも有効なことが、同併用療法の有効性および安全性について、化学療法を4サイクルのみ行う群(Chemo群)を対照に比較検証した非盲検第Ⅲ相ランダム化比較試験CheckMate-9LAのアジア人サブグループ解析の結果から示された...

アベマシクリブが高リスク早期乳がんで奏効

 ホルモン受容体陽性の早期乳がん患者の過半数は、標準治療後に再発または遠隔転移を認めない。しかし、再発の高リスクや病理学的特徴を有する患者では、10年以内に再発または遠隔転移を経験する割合が最大20%に上るとされ、このような集団に対する新しい治療法が待ち望まれている。英・Royal Marsden NHS FoundationのStephen R.D. Johnston氏は、ホルモン受容体陽性HER2陰性で再発または遠隔転移を来した高リスクの早期乳がん患者を対象に...

ニボルマブ併用でPFS改善するもOSは改善せず

 HER2陰性の進行胃がん/胃食道接合部がんの一次治療において、化学療法に抗PD-1抗体ニボルマブを併用投与する有効性および安全性について化学療法単独を対照に検証した第Ⅱ/Ⅲ相ランダム化比較試験ATTRACTION-4の結果から、主要評価項目の1つである無増悪生存期間(PFS)の有意な延長が示された。一方、もう1つの主要評価項目である全生存期間(OS)の有意な延長は認められなかった。国立がん研究センター中央病院副院長・消化管内科長の朴成和氏が欧州臨床腫瘍学会(ESMO Virtual Congress 2020、9月16~21日、ウェブ開催)で報告した...

術後オシメルチニブでCNS再発リスク82%減

 切除可能な早期上皮成長因子受容体(EGFR)遺伝子変異陽性非小細胞肺がん(NSCLC)を対象に、術後療法としての第三世代EGFRチロシンキナーゼ阻害薬(EGFR-TKI)オシメルチニブの有効性および安全性についてプラセボを対照に比較検討した第Ⅲ相ランダム化比較試験ADAURA。今年(2020年)の米国臨床腫瘍学会(ASCO 2020)では、同試験の主要評価項目である無病生存期間(DFS)の大幅な改善が報告された。欧州臨床腫瘍学会(ESMO Virtual Congress 2020、9月16~21日、ウェブ開催)では...

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