メニューを開く 検索

第36回日本臨床リウマチ学会

RA治療、抗菌薬併用ならこのJAK阻害薬を

 関節リウマチ(RA)治療に用いるJAK阻害薬として、日本で保険適用されているものは5剤(トファシチニブ、バリシチニブ、ペフィシチニブ、ウパダシチニブ、フィルゴチニブ)あるが、適切な使い分けに苦慮するケースも少なくない。鎌ヶ谷総合病院(千葉県)副院長で整形外科主任部長の望月猛氏は、上記5剤のうちバリシチニブの有効性について検討。抗...

過去の使用薬に縛られないJAK阻害薬を紹介

 『関節リウマチ診療ガイドライン 2020』において、生物学的製剤(bDMARD)とほぼ同等の有効性を持つ薬剤として位置付けられているJAK阻害薬。しかし、日本において保険適用されている5剤(トファシチニブ、バリシチニブ、ペフィシチニブ、ウパダシチニブ、フィルゴチニブ)の選択基準は確立していない。まび記念病院(岡山県)副院長/リウマチセンターセンター長の棗田将光氏は、フィルゴチニブの有効性や安全性を自施設の観察研究などで...

高齢者、腎機能障害例にはこのJAK阻害薬を

 現在、日本で関節リウマチ(RA)治療に保険適用されているJAK阻害薬は5剤(トファシチニブ、バリシチニブ、ペフィシチニブ、ウパダシチニブ、フィルゴチニブ)だが、それらの使い分けの根拠となる明確なエビデンスは乏しい。北海道大学大学院免疫・代謝内科学教室講師の加藤将氏は、上記5剤のうちペフィシチニブの有用性について検討。メトトレキサート(MTX)を使用できない高齢者や腎機能障害例に対する...

リウマチ診療上の新型コロナリスクを検討

 2022年に入っても、日本国内では第六波と称される新型コロナウイルス(SARS-Cov-2)の感染拡大が続いている。日常臨床においては、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)自体はもちろん、COVID-19が他疾患に及ぼすリスクにも注意を払う必要がある。第36回日本臨床リウマチ学会(2021年12月18~19日)では、慶應義塾大学名誉教授の竹内勤氏が、...

新規TNF阻害薬がMTX非奏効例に有効

 メトトレキサート(MTX)による治療にもかかわらず疾患活動性を有する関節リウマチ(RA)患者に対し、新規TNF阻害薬ozoralizumabの有用性が示された。慶應義塾大学名誉教授の竹内勤氏は、第36回日本臨床リウマチ学会(2021年12月18~19日)で同薬の第Ⅱ/Ⅲ相臨床試験OHZORA Trialについて中間解析結果を報告。同薬を4週に1回皮下投与することで、...

ワンクリックアンケート

円安水準を更新。円安で何を思う?

トップ »  第36回日本臨床リウマチ学会