朝起きて、覚えのない食事の形跡を見つけたことはないだろうか。こうした経験がある人は、睡眠関連摂食障害かもしれない。夜中に眠ったまま起き上がり、冷蔵庫から食べ物を取り出して口に運び、食べ終わるとまた床に就くといった症状が特徴で、若い女性に多いといわれる。米国ではSREDともNSREDとも呼ばれているこの病気について、東京医科大学睡眠学講座の駒田陽子准教授に聞いた。