【ロンドン】スウェーデン・カロリンスカ大学病院のElin Ekblom-Bak氏らは、座ったままの状態で長時間過ごすと健康に悪い影響を及ぼすため、運動不足よりもむしろ日々活動しないことで引き起こされる害に注目すべきと、英医学誌「British Journal of Sports Medicine」の論評(2010; 44: 834-835)に発表した。同氏らによると、中等度から強度の運動をしても、さまざまな病気になる危険性は相殺されないという。