国内流通鶏肉の8~10割が汚染、カンピロバクター

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 わが国の細菌性食中毒発生件数は1998年の2,620件をピークに減少が続いているが、その中で増加傾向にあるのが、細菌のカンピロバクターが原因の食中毒だ。国立医薬品食品衛生研究所の春日文子室長(食品衛生管理部)は1月25日、同研究所で開かれた記者会見で、同室長が委員を務める内閣府食品安全委員会微生物・ウイルス調査会が調査したカンピロバクター食中毒のリスク評価結果を発表。国内で流通している鶏肉の8~10割がカンピロバクターに汚染されていることのほか、鶏肉の生食を控えるだけで感染リスクが70%低下することを明らかにした。

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