厚生労働省は1月6日、公式サイトで「新型インフルエンザの発生動向~医療従事者向け疫学情報~」を公開した。それによると、国民の8人に1人がインフルエンザで医療機関を受診したほか、受診者の1,300人に1人が入院、13万人に1人が死亡したと推計されている。また、2009年12月以降、受診者数が減少に転じたことについて、厚労省新型インフルエンザ対策推進本部は「5~9歳、10~14歳の年齢層以外では減少傾向にあるとは言い切れず、今後、異なる世代における流行により受診者数が増加に転じる可能性は残されている」との見方を示している。 最新のインフルエンザ発生報告数と年間推移を見る