白身魚の梅ソースかけ

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 前回に続いて,胃腸が弱っているときのポイントについてです。

 まず,食物繊維の少ない食品を選ぶようにしましょう。ゴボウ,セロリ,タケノコ,レンコン,豆,そば,キノコ,海藻類などは食物繊維が多く消化が悪いので避けます。また,刺激物の少ない食品を取りましょう。味付けの濃い料理や香辛料(唐辛子,ワサビ,カレー粉,からしなど)などは胃の粘膜を刺激するので胃の調子の優れないときは控えます。かつお節や昆布,干しシイタケなどの出し汁や野菜スープなどを使って,うま味を利かせて調理すれば,塩気や香辛料に頼らなくてもおいしいものです。

 よくかんで食べることも大切です。胃の負担を軽くするために,よくかんで食べるようにしましょう。かむことによって,食品と唾液がよく混ざり合い,消化酵素の作用を受けやすくなります。胃液を混ざりやすくするためには,食べものの形を小さくすることも必要になります。食事時間も,毎日決まった時間に食事をするように習慣付けると,胃は自然にそのリズムに適応して,その時間になると,食べものを受け入れる態勢を整えるようになります。食事の時間を規則正しくすることも,胃の調子をもとに戻す大切なポイントになります。

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