性的パートナーの生涯総数がHIV感染率上昇に関連―南ア

  • Facebookでシェアする
  • Medical Tribune公式X Xでシェアする
  • Lineでシェアする
感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 【ロンドン】サハラ以南のアフリカにおけるヒト免疫不全ウイルス(HIV)の流行は、同時に複数の相手と性的関係を持つことがその主因の1つと考えられている。しかし、南アフリカ・クワズールナタール大学アフリカ保健人口調査センターのFrank Tanser氏らは「HIV感染率の高いアフリカの典型的な母集団で、HIV感染リスクの上昇と関連するのは、同時に複数のパートナーと性的関係を持つことではなく、生涯に関係を持つ相手の総数である」との研究結果を米医学誌「Lancet」(2011; 378: 247-255)に発表した。

  • Facebookでシェアする
  • Medical Tribune公式X Xでシェアする
  • Lineでシェアする