不眠による自殺リスクの上昇が指摘される中、ノルウェー科学技術大学公衆衛生・総合診療部門のJohan Håkon Bjørngaard氏らは、約7万5,000人を対象に20年に及ぶ前向きコホート研究を実施。その結果、不眠症状が全くないと答えた人に比べ、「ほぼ毎晩」と訴えた人の自殺リスクは4.3倍に上ることが分かった。詳細は米医学誌「SLEEP」9月号(2011; 34: 1155-59)に掲載されている。