世界規模で深刻化している子供の肥満問題。南オーストラリア大学のTim S. Olds氏らは、オーストラリアの子供を対象に就寝・起床時間別の体重などを比較した。その結果、睡眠時間が同じにもかかわらず、遅寝・遅起きの子供は早寝・早起きの子供に比べて肥満の割合が約2.2倍に上ることが明らかになった。詳細は、10月1日発行の米医学誌「Sleep」(2011; 34: 1299-1307)に掲載されている。