健診の肺がん検査は効果なし?―米研究

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 健康診断で行われている胸部X線検査は肺がんを発見するためのものだが、その有効性について世界的には疑問視する声が多数を占め、実施する国が少ない。こうした中、米ミネソタ大学のMartin M. Oken氏らが15万人を対象とした研究結果を解析したところ、定期的な胸部X線検査による肺がん死亡率の低下が認められなかったと、10月26日付の米医学誌「JAMA」(電子版)に報告した。この結果は、ハワイで開催された米国胸部疾患学会(CHEST 2011、10月22~26日)でも発表されている。

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