糖尿病が肺がん患者の生存率を改善―ノルウェー研究

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 肺がん患者に糖尿病がどのような影響を与えるか、これまでの研究報告は一致していない。ノルウェー・トロンハイム大学病院のPeter Hatlen氏らは、肺がん患者を対象にした3研究(約1,700人)を分析。糖尿病を合併している患者の方が生存率が高く、糖尿病は肺がん患者生存のための強い要因になると、国際医学誌「Journal of Thoracic Oncology」の11月号(2011; 6: 1810-1817)に報告した。糖尿病を合併していない肺がん患者に比べ、生存率が45%向上していたという。

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