賃上げ・物価高対応を主眼に、異例の改定率となった2026年度診療報酬改定。個別改定項目の行間に刻まれた点数や施設基準を精査すると、国が目指す医療の在り方が浮かび上がります。赤字経営、加速する人手不足、医師の偏在、そして待ったなしのDX対応――。山積する難題に対し、今回の改定は処方箋となり得るのか。識者への取材を通じ、日本医療の行く末を展望します。(責任編集:平山茂樹)
新着記事
【26年度診療報酬改定 特別企画】「G1」ルール変更で何が変わるのか
2026年4月1日に施行された薬価制度改革では、長期収載品の薬価適正化ルールが大きく見直された。従来の引き下げ区分である「G1」「G2」「C」が廃止され、後発…
現場は報われる?外保連が診療報酬改定を総括
6月1日に施行された2026年度診療報酬改定について、外科系学会社会保険委員会連合(以下、外保連)は同日、東京都で懇談会を開催。外保連の各委員長が総括し、見解…
26年度診療報酬、プラス改定も「不十分」が最多
2026年度診療報酬改定は、本体がプラス3.09%、全体でもプラス2.22%と異例の引き上げ幅となった。今回の改定を医師はどのように受け止めているのか。Med…
指南㉓「行為報酬」の終焉!? 問われる医療機関の再現性
診療報酬改定があり、顧問先の対応に追われていたため、少し連載が空いてしまいました。 今回はマーケティングではなく、時事的なテーマとして、2026年度診療報酬改…
【緊急インタビュー】地域医療を脅かす26年度診療報酬改定の死角
2026年度の診療報酬改定は、人口減少と少子高齢化が加速する地方都市において地域医療の延命をもたらすか、それとも足枷となるのかー。JA新潟厚生連糸魚川総合病院…
〔総括〕26年度診療報酬改定―地域病院経営に抜本改革を
昨年(2025年)、病院・クリニックの倒産件数が41件と過去最多となった。報道でも医療経営の厳しさがたびたび取り上げられ、社会に大きな衝撃と不安を与えている。…
点数は静注の4割、皮下注評価の妥当性を問う
2026年度診療報酬改定により、外来腫瘍化学療法診療料の算定対象に皮下注射が追加された。しかし、その点数は静脈注射の約4割にとどまる。国立がん研究センター中央…
日医がベースアップ評価料の届け出を呼びかけ
日本医師会(以下、日医)は4月8日、東京都で2026年度初の会見を開き、今年度の診療報酬改定によるベースアップ評価料の届け出状況について、有床・無床の診療所と…
【2026年度診療報酬改定】揺れる政局、医療の未来は
2026年度診療報酬改定が示すメッセージを読み解くには、点数改定の枠を超えた政治・政策の視座が欠かせない。高市政権の安定性と存続リスク、国民民主党やチームみら…
【2026年度診療報酬改定】加速する医療再編、国が経営に踏み込む時代へ
2026年度診療報酬改定の背景にあるのは、個別の点数改定にとどまらない、より大きな政治・政策の潮流だ。高市政権の誕生によって医療政策はどう変わるのか。医療ジャ…
【2026年度診療報酬改定】異例の引き上げ幅、国の「真意」を読む
本体がプラス3.09%、全体でもプラス2.22%と、異例の引き上げ幅となった2026年度診療報酬改定。賃上げおよび物価対応を最大の重点課題に据えつつ、急性期・…
【緊急取材】赤字数億円の現実・地方基幹病院が直面する試練
新潟市から高速道路で1時間強、郊外になじむ病院がある。待合室には患者があふれ、入院病棟には高齢患者の姿も多く見られる。日本各地で医師不足・医師偏在が深刻化する…
診療報酬改定で443億円増、赤字脱却できる
国立大学病院長会議は3月6日に東京都で記者会見を開催。2026年度診療報酬改定によって、主要項目だけで443億円の影響額であるとの試算結果を報告した。医療機関…
【速報】26年度診療報酬改定で三師会・四病協が会見
本日(2月13日)、中央社会保険医療協議会(中医協)が2026年度診療報酬改定案を上野賢一郎厚生労働大臣に答申した。これを受け、日本医師会、日本歯科医師会、…
診療報酬、物価・人件費の高騰に鑑み設定を
2026年度診療報酬改定について政府は昨年(2025年)12月、1994年以来約30年ぶりの異次元のプラス改定として3.09%(本体改定率)引き上げる方針を固…
高水準の診療報酬改定も「危機的状況脱せず」
政府は12月19日、来年度(2026年度)の診療報酬改定の本体改定率を3.09%引き上げる方針を固めた。高水準の改定率は1996年度改定以来30年ぶりとなった…
国立大学病院の赤字問題に迫る
近年、国立大学病院の経営悪化が問題となっており、地域医療の最後の砦としての存在が危ぶまれている。国立大学の附属病院、医学部附属病院などからなる国立大学病院長会…
プレーバック:中医協ウォッチング
-改定の主要論点はこう動いた
2026年度診療報酬改定に向けた中医協総会の議論を、医療ジャーナリスト・村上和巳氏が定点観測。要点とワンポイント解説で整理した過去記事から、議論の流れを振り返ります。

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【短冊を読む】生活習慣病管理料の算定要件を簡略化
新たに併算定可能となる項目も
2026年2月9日掲載 -
【短冊を読む】「急性期総合体制加算」を新設、地域の拠点機能を評価
施設基準は各区分で段階的に緩和
2026年1月30日掲載 -
【短冊を読む】外科医確保へ高難度手術「特別加算」新設
集約化を後押し
2026年1月29日掲載 -
【短冊を読む】急性期専門病院向けの新点数を創設
救急搬送件数、全身麻酔手術件数の実績で評価
2026年1月28日掲載 -
長期収載品の選定療養、「2分の1」に引き上げへ
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2025年12月23日掲載 -
医療者のベースアップ巡り議論紛糾
評価の精緻化か、簡素化か
2025年12月12日掲載 -
入院時の食費・光熱水費引き上げへ
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2025年12月12日掲載 -
医療DX加算、届け出低調が鮮明
電子処方箋導入がネック
2025年11月29日掲載 -
地域包括医療病棟入院料、算定要件を見直しへ
ADL低下患者「5%未満」緩和で一致
2025年11月7日掲載 -
条件付き承認の再生医療、算定に見直し論
ハートシート、コラテジェン問題受け
2025年10月17日掲載 -
「急性期一般入院料1」算定要件見直しか
病院単位での救急搬送・手術件数を評価へ
2025年10月10日掲載














