処方せん鎮痛薬の過剰使用「流行状態」に―米国で危機感

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 米疾病対策センター(CDC)は11月1日、米国内で処方せんが必要な鎮痛薬の過剰使用による死亡が1999年には年間4,000人だったが、08年には1万5,000人と、この10年で3倍以上に増えているとのレポートを発表した。現在、処方せん鎮痛薬の過剰使用は「流行状態」にあると危機感を示している。米国では、鎮痛薬の過剰使用による死亡者数がヘロインやコカインによる死亡者数を上回っており、1日40人が鎮痛薬の過剰使用で死亡しているという。CDCは患者や医療関係者だけでなく、政府や自治体などによる対策が必要との提言を行っている。

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