米ニューメキシコ大学のJenny T. Mao教授らは、喫煙経験者を対象に行った臨床試験の結果、肺がんに対する強力な化学予防薬として、頭痛や生理痛、発熱時などに処方される非ステロイド抗炎症薬の1つ、シクロオキシゲナーゼ(COX)-2阻害薬「セレコキシブ」(商品名セレコックス)の有効性が示唆されたと、米医学誌「Cancer Prevention Research」(2011; 4: 984-993)に発表した。