バセドウ病などの治療薬で注意喚起、先天異常と無顆粒球症

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 医薬品医療機器総合機構(PMDA)は12月1日、バセドウ病などの甲状腺機能亢進(こうしん)症に対する治療薬「メルカゾール」(一般名チアマゾール)の安全性情報および適正使用に関する注意喚起を、公式サイトに掲載した。安全性情報は、日本国内で進行中の研究の中間解析から、妊娠初期のメルカゾール服用と先天異常の関連が示唆されたことを受け、販売元の中外製薬が発表している。またPMDAは、同薬の警告欄に記載のある無顆粒(かりゅう)球症に関連して、定期的な血液検査や自・他覚的な所見があったにもかかわらず投与が継続された例があったとして、注意喚起も出されている。

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