精神刺激薬で睡眠不足時の記憶・判断力が向上

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 長時間睡眠を取っていないと、記憶力や判断力が低下し、さまざまな事故やミスを犯す可能性が高くなる。英インペリアルカレッジ外科学・腫瘍学のColin Sugden講師らは、睡眠不足の医師を対象にナルコレプシーに使われる精神刺激薬モダフィニル(商品名モディオダール)が、こうした疲労による影響を緩和するかどうか調べるための研究を実施。その結果、モダフィニルは限られた時間内での迅速な情報処理、柔軟な思考、的確な判断が求められる状況において有効である可能性が示されたという。詳細は、10月12付の米医学誌「Annals of Surgery」(電子版)に発表された。

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