国立感染症研究所は12月9日掲載の感染症週報第47週(11月21~27日)で、水痘(すいとう=水ぼうそう)の定点当たり報告数が10月から増加し続けており、47週には1.77と、2001年以降の報告数としては03年、10年に次ぐ多さを記録したとして、注意を呼び掛けている。水痘ワクチンは日本で開発されたにもかかわらず、いまだに接種率は20~30%と低く、毎年約20万人の患者が発生している。 最新の水ぼうそう(水痘)発生報告数と年間推移を見る