国立感染症研究所は2月2日、日本国内で麻疹(ましん=はしか)患者が1月に11例発生していたとの速報を発表した。報告があったのは千葉県、東京都、岐阜県、愛知県、岡山県の5都県。昨年4月には東京都、神奈川県で麻疹患者が増加し、厚生労働省がワクチン接種対象者に積極的勧奨や調査監視体制の強化を呼び掛けた。5例を超える報告は昨年5月以来。 最新の麻疹(はしか)発生報告数と年間推移を見る