致死率ほぼ100%の狂犬病から生還した少女―米国

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 米疾病対策センター(CDC)は2月3日付の週報(MMWR)で、カリフォルニア州郊外に住む8歳女児の狂犬病発症例が報告されたことを発表した。狂犬病はいったん発症するとほぼ100%が死亡するといわれているが、この女児、プレシャス・レイノルズちゃんは52日間の小児集中治療室入室、入院を経て生存退院を果たしている。プレシャスちゃんは海外への渡航歴がなく、狂犬病ワクチン未接種だった。米国内においてワクチン未接種で狂犬病発症からの生還が報告されたのは、これで3例目だという。米国内では、ABCニュースなどのメディアが大きく報道している。

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