紀元前には既に女性をとりこにしていたといわれるハイヒール。見た目が美しくなる半面、脚には大きな負担が掛かることが指摘されている。フィンランド・ユバスキュラ大学のNeil J. Cronin氏らは、ハイヒールと女性の脚に関する研究を行ったところ、ハイヒールを週40時間以上履く女性は、未着用時(素足)に比べ着用時に肉離れ(筋挫傷)を起こす確率が約6倍高まることを、1月12日付の米医学誌「Journal of Applied Physiology」(電子版)に発表した。