がんは女性に比べ男性で多く見られるとされているが、がんの種類による差や実際どの程度の違いがあるのかについてはあまり知られていない。米ハーバード公衆衛生大学院のGustaf Edgren氏らは、世界60カ国を網羅するがん登録システムのデータを解析。35種のうち、32種のがんで女性より男性の発症率が高かったことを、1月3日付の医学誌「European Journal of Epidemiology」(電子版)に報告している。