高齢者のインフルワクチン、偏り正すと死亡減少認められず

  • Facebookでシェアする
  • Medical Tribune公式X Xでシェアする
  • Lineでシェアする
感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 カナダ臨床評価化学研究所(ICES)のKenny Wong氏らは、カナダ・オンタリオ州の65歳以上住民におけるインフルエンザワクチンの有効性について、1シーズン当たり約1,300万人を対象に研究。対象者選定時の偏り(セレクションバイアス)を除去するため操作変数法を用いて分析したところ、全死亡(すべての原因による死亡)の減少は認められなかったと、2月27日付の米医学誌「Archives of Internal Medicine」(電子版)に発表した。

最新のインフルエンザ発生報告数と年間推移を見る

  • Facebookでシェアする
  • Medical Tribune公式X Xでシェアする
  • Lineでシェアする