米国心臓協会(AHA)が勧奨する心臓や血管の健康維持のための7項目のうち6つ以上を満たしている人では、1つ以下の人に比べ、約14年後の全死亡(すべての原因による死亡)のリスクが51%低下、心血管疾患(心臓や血管など循環器の病気)による死亡リスクは約70%低下していたとの研究結果が示された。これは、米国民保健栄養調査(NHANES)に参加している20歳以上の成人4万4,959人の解析によるもの。米疾病対策センター(CDC)のQuanhe Yang氏らが、3月16日付の米医学誌「JAMA」(電子版)に発表した。