転倒は国や地域を問わずけがや死亡の主な原因となっているが、これまでの研究では子供や高齢者を対象としているものが多かった。ニュージーランド・オークランド大学のBridget Kool氏らは、2種類以上の処方薬を服用している患者では、若年・中年層でも高齢者と同様に家庭での不意の転倒リスクが2倍高いと、英医学誌「Injury Prevention」(電子版)に発表した。