大麻の煙にはたばこの煙と同じ成分が多く含まれているが、たばこと同様の肺障害を引き起こすかどうかは不明だった。米カリフォルニア大学サンフランシスコ校のMark J. Pletcher氏らは、20年を超える肺機能の測定データを検討した結果、一時的または少量であれば、大麻を継続的に使用しても肺機能に対する有害作用との関連は認められなかったと、米医学誌「JAMA」(2012; 307: 173-181)に発表した。