座っている姿勢を長時間続けると健康に悪影響―。オーストラリア・シドニー大学公衆衛生学のHidde P. van der Ploeg氏らは、成人22万人超を対象に1日当たりの座位時間(座っている時間)と全死亡(全ての原因による死亡)リスクとの関連について検討したところ、座位時間が長くなるほど全死亡率の上昇が示されたと、米医学誌「Archives of Internal Medicine」(2012; 172: 494-500)に発表した。この関連は、身体活動(運動)時間には左右されなかったという。