米エール公衆衛生大学院のElizabeth B. Claus氏らは、歯科でのレントゲン(X=エックス=線)撮影と髄膜腫リスク増加が関連する可能性を、4月10日付の「Cancer」(電子版)に報告した。髄膜腫は脳腫瘍の一種で、比較的良性なことが多いとされている。今回の検討では、年1回以上の歯科レントゲン撮影と髄膜腫リスク上昇の間に有意な関連が見られたという。複数の海外メディアがこの研究成果を報じているほか、関係学会もコメントを発表している。