4月23日、厚生労働省の「第3回不活化ポリオワクチンの円滑な導入に関する検討会」(座長=川崎市衛生研究所・岡部信彦所長)では、定期接種として単独不活化ポリオワクチンの一斉切り替えを今年9月1日に行うことが明らかになった。ジフテリア・百日咳・破傷風および不活化ポリオワクチンの四種混合ワクチンは、11月以降の導入が予定されているという。現在、ワクチン関連ポリオ麻痺(まひ)への懸念から、接種控えが指摘されている経口生ポリオワクチンはこの時期をもって定期接種としては使用されなくなる。