米・女性・ジェンダー研究所のSean Esteban McCabe氏らは、高校生を対象に医療用麻薬(処方オピオイド)の使用経験を調査した結果、全米の18歳のおよそ4人に1人に当たる22.3%が使用した経験があるという推定結果が示されたと、5月7日付の米医学誌「Archives of Pediatrics & Adolescent Medicine」(電子版)に発表した。最近、米国では若年者の医療用麻薬の中毒例が激増、社会問題となっている(関連記事)。全米規模で高校生の医療用麻薬使用経験を検討したのは、今回が初めてだという。