重篤なアレルギー反応であるアナフィラキシーを起こすと、生命の危険にさらされる恐れがある。ドイツ・ミュンヘン工科大学医学部のKnut Brockow教授は「至る所にアナフィラキシーの原因が潜んでいる」と、第2回アレルギー学アップデート・セミナーでその危険性を指摘。カモミールや歯磨き粉など身近なものが原因となることもあり、また薬剤や運動、気管支ぜんそくの既往にも注意が必要だとした。