妊娠中でも乳がん治療は可能―ベルギー報告

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 ベルギー・ルーベンがん研究所・学際的乳がんセンターのFrédéric Amant氏らは、妊娠中の乳がん患者のほとんどが手術や化学療法を受けることが可能で、早産による子供への害を避けるためにも正期産(正常な時期の出産)を目標とすべきとする報告を、英医学誌「Lancet」(2012; 379: 570-579)に発表した。この論文は同号に掲載された妊娠中のがんに関するシリーズの2報目で、同氏らは妊娠中絶というデリケートなテーマに関して「中絶しても母親の転帰(結果)は改善しない」と論じている。

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