西洋を中心に幼児の過体重(小太り)・肥満が深刻化する中、オーストラリア・シドニー大学公衆衛生学のLi Ming Wen氏らは、母子667人を対象に出生前から食事や運動に関する在宅指導を行う"超早期介入"の効果を、6月26日付の英医学誌「BMJ」(2012; 344: e3732)に報告した。超早期に介入したグループでは、指導を行わなかったグループと比べ、2歳時のBMI(肥満指数)が低くなっていたという。