「原因不明の病気」でカンボジア渡航に注意情報―検疫所

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 厚生労働省検疫所は7月5日、「原因不明の病気」が発生しているカンボジア渡航に対しての注意情報を発表、「海外滞在中や帰国後に気がかりな症状が見られた場合、すぐに医療機関を受診」することなどを呼び掛けている。これは、7月4日に世界保健機関(WHO)とカンボジア保健省が「原因不明の病気による死亡が相次いで発生した」と発表したことを受けてのもの。この病気にかかった患者では高熱のほか、呼吸器症状の急速な悪化、神経症状が共通して見られ、今年4月から7月4日までで62人が発症、61人が死亡、最新情報ではさらに増加しているという。大半は3歳未満で、カンボジア南部および中央部での発生が確認されている。

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