【寄稿】糖質制限食をめぐる議論の沸騰

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

編集部から
 「アトキンスダイエット」などの、極端な炭水化物(糖質)を制限してタンパク質を多く取る食事法について警鐘を鳴らすような研究結果が、英国の一流医学誌「BMJ」に報告されました(関連記事)。糖質制限食を取っていた女性で心臓病や脳卒中などが増加したというもので、研究手法を含めて世界的に賛否を呼んでいます。この研究結果がもたらす意義は何なのか―。糖尿病専門医である北里研究所病院糖尿病センターの山田悟センター長に解説してもらいました。なお、山田センター長は「糖質制限食に対して明確にポジティブな意見を持つ人間」と断った上で、「大切なことは盲目的に糖質制限食を過信せず、その限界や安全性についての危惧を十分に検討し、安全に普及させることにある」との立場を示しています。

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