道路交通の大気汚染で糖尿病死亡が2倍 デンマーク研究

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 デンマークがん協会研究センターのO. Raaschou-Nielsen氏らは、デンマーク都市部住民を対象とした研究の参加者を平均で13年間追跡した結果、自動車の排気ガスに含まれる二酸化窒素(NO2)への暴露レベルが高いグループは、低いグループと比べて糖尿病による死亡率が2倍以上高く、居住地200メートル以内の交通量の増加も糖尿病死亡率を上昇させていたと、8月24日付の欧州医学誌「Diabetologia」(電子版)に発表した。Raaschou-Nielsen氏らは、道路交通による大気汚染への暴露を減少させることが糖尿病対策の一つになるかもしれないとしている(関連記事1関連記事2)。

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