米国立がん研究所のAnne M. Hartman氏らが行った日焼けに関する2件の研究から、米国の若者は皮膚がんの発症リスクを高める行動を頻繁に取っていることが分かった。いずれの研究も米国の国民健康調査(NHIS)のデータを検討したもので、米疾病対策センター(CDC)発行の疫学週報「Morbidity and Mortality Weekly Report」(2012; 61: 317-322, 2012; 61: 323-326)に発表された。Hartman氏らは、日焼け防止の意識をより高く持つと共に、日焼けサロンの利用を避けるよう訴えている。