花粉症の主な治療は抗ヒスタミン薬などによる対症療法だが、近年は根治や予防を目的とした「アレルゲン免疫療法」(関連記事)の研究も進んでいる。英インペリアルカレッジ・ロンドンのGiuseppina Rotiroti氏らは、すでに実用化されている減感作療法の問題を解決しようと、新しい方法による研究を実施。その結果を、9月11日付の米医学誌「Journal of Allergy and Clinical Immunology」(電子版)に報告した。