早産児(在胎37週未満で出生)は正期産児(在胎37~42週未満で出生)に比べ、発達の遅れや運動障害が残るリスクが高いことが知られている。カナダ・セント・ジャスティン大学病院小児科のAriane Boivin氏らは、正期産児に比べ、32週未満の早産児は将来、妊娠糖尿病や妊娠高血圧などの妊娠合併症にかかるリスクが約2倍に上ることが分かったと、9月24日付のカナダ医学誌「CMAJ」(電子版)に発表した。