英オックスフォード大学がん疫学部門のGillian Reeves氏ら国際共同研究グループは、世界中の疫学研究を解析した結果、身長やBMI(肥満指数)の高い女性では卵巣がんリスクが高まることが分かったと、米医学誌「PLoS Medicine」(2012; 9: e1001200)に発表した。身長が5センチ高くなるごとに卵巣がんリスクが7%、BMIが5上がるごとに10%上昇したが、BMIはホルモン補充療法(更年期障害の治療法)を行うと関連が認められなくなったという。