言葉の初めを繰り返したり、言葉を詰まらせたりする吃音(きつおん)症(関連記事)。いわゆる"どもる"状態で、成人の約1%に見られるという。中国・北京師範大学のChunming Lu氏らは、1週間の言語療法を受けるだけで脳の神経回路が再構成され、吃音症が改善されるという研究結果を、米医学誌「Neurology」(2012; 79: 625-632)に発表した。