近年、先進国を中心に子供の肥満が問題化している。BMI(肥満指数)が過体重(小太り)もしくは肥満に該当する子供では、将来的に心血管疾患(心臓や血管など循環器の病気)になるリスクが高まることが報告されているが、その危険因子となる血圧やコレステロールなどの値が子供の時点ですでに悪化していると、英オックスフォード大学医学部のClaire Friedemann氏らが英医学誌「BMJ」(2012; 345: e4759)に発表した(関連記事)。