定期的な運動(身体活動)が大腸がんの中でも結腸がんのリスクを下げることは、これまでの研究から示されている。オーストラリア・西オーストラリア大学のTerry Boyle氏らはこれらの研究のメタ解析※1を行い、定期的な運動で結腸がんの位置が直腸に近い部分(遠位部)でも盲腸に近い部分(近位部)でもリスクを軽減すると、米医学誌「Journal of the National Cancer Institute」()に発表した。