これまで妊娠後期の活動や運動は出産を早めると考えられていたが,ノルウェー・スポーツ科学大学のKatrine Mari Owe氏らは、同国の母子を対象とした研究から、妊娠中の適度な運動は早期産児出産リスクの低下と関連していることが分かったと、米医学誌「Medicine & Science in Sports & Exercise」(2012; 44: 1067-1074)に発表した。Owe氏らによると,妊娠後期に当たる30週時に週3~5回運動を行った妊婦では,行わなかった妊婦と比べて早産のリスクが減少したという。