幼少~若年期の親との死別は、子供の心に大きな影響を与えることが指摘されている。最近、米医学誌「JAMA」の関連誌に、幼少期の親のがんによる死亡あるいは自殺がその子供に与える影響を検討した2つの研究が、スウェーデンから相次いで報告された。親のがん死は子供の自傷行為、親の自殺は子供の自殺企図(実際に自殺を企てること)のリスクを高めるという。