あなたも実は「セリアック病」? 気付いている患者はわずか

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 セリアック病は、小麦などタンパク質「グルテン」を含むものを食べると小腸に炎症が起こり、慢性の下痢や貧血、疲労感などの症状が現れる自己免疫疾患。これまでの研究から、診断された患者と診断されていない患者は同じくらいだとされていたが、米メイヨー・クリニックのJoseph A. Murray氏らが全米の人口サンプル7,798人を調べたところ、全米で約180万人のセリアック病患者がおり、その大半がセリアック病であることに気付いていないことが分かったと、米医学誌「American Journal of Gastroenterology」(2012; 107: 1538-1544)に発表した。

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