米疾病対策センター(CDC)のKatherine M. Flegal氏らは、世界各地の97研究(288万人)を評価し、BMI(肥満指数)が25以上30未満の過体重(小太り)の人では、普通体重(BMI 18.5~25未満)と比べて死亡リスクが6%低下していたと、1月2日発行の米医学誌「JAMA」(2013; 309: 71-82)に報告した。昨年にBMIと寿命の間に関係性を見いだせなかったとする論文が発表されたが(関連記事)、これまで普通体重、特にBMI 22の人が最も病気にかかりにくいとされてきた。今回の結果は、これらの"定説"を覆すものになるかもしれない。