長引く世界的な不況で、自殺者の増加が問題になっている(関連記事1、関連記事2)。失業率が1%上昇すると自殺率も0.99%増加するというデータも出ているが、その失業がさらに急性心筋梗塞のリスクを高めるとの研究結果を、米デューク臨床研究所のMatthew E. Dupre氏らが米医学誌「Archives of Internal Medicine」12月10/24日号(2012; 172: 1731-1737)に発表した。失業1年以内は特にリスクが高かったという。